昨年に引き続き、浄土真宗本願寺派総合研究所協力のもと、「親鸞聖人御消息」テーマとした、モダン寺第一土曜仏教講座「初めて学ぶ『親鸞聖人のお手紙』」を開催いたします。どなた様もぜひご参加ください。
①5月6日(土)13:30-15:30 第1回 「第一通―今ここでの救い」
第一通は親鸞聖人が79歳の時のお手紙で、浄土真宗においては、臨終に阿弥陀仏のお迎えを期待する必要がないことが記されています。その理由を、皆さんと一緒に読み解いていきたいと思います。
②6月3日(土)13:30-15:30 第2回 「第六通―浄土真宗のこころ」
第六通は門弟の疑問にお答えになったもので、背景には、親鸞聖人の子息・善鸞が誤った教えを説き、門弟たちを混乱に陥れた「善鸞事件」の存在が指摘されています。それだけに、ここには浄土真宗を学ぶ上で間違えてはいけない大事なことが述べられているのです。
③7月1日(土)13:30-15:30 第3回 「第三十通―真実の信心」
第三十通では、「しのぶの御房」から尋ねられた「摂取不捨」について、釈尊と阿弥陀仏のおはたらきにより「まことの信心」が定まることが示されます。私たちが浄土に往生するうえで欠かせない真実の信心について、釈尊と阿弥陀仏の関係からうかがってみましょう。
④10月7日(土)13:30-15:30 第4回 「第二十一通―阿弥陀さまからのおくりもの」
仏教は私が仏になる教えですが、浄土真宗ではどのようにして仏となるのでしょうか。親鸞聖人はこのお手紙の中で、浄土真宗という仏道の大枠をお示しくださっています。阿弥陀さまが、この私を救うためにご用意くださった道について、ご一緒に学ばせていただきましょう。
⑤11月4日(土)13:30-15:30 第5回 「第二十六通―浄土で必ず待つ」
「念仏を称えて浄土に往生すると信じる人は浄土に往生することができないのでしょうか?」という念仏往生についての疑問を尋ねたお弟子の有阿弥陀仏に対し、親鸞聖人は慈愛に満ちた懇切なお便りを返されたのでした…。
⑥12月2日(土)13:30-15:30 第6回 「第十六通―愚者になりて往生す」
第十六通は最晩年のお手紙で、ここには浄土真宗の強みが詰まっているように思います。浄土往生のためには、仏教をよく知り、深く理解することが必要なのでしょうか。また、死に方も問題になるのでしょうか。改めて浄土真宗・浄土教の意義を味わってみたいと思います。
開催概要
日時 | 毎月第一土曜日(8月・9月を除く) 13時30分~15時30分 |
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場所 | 本願寺神戸別院 神戸市中央区下山手通8-1-1 |
主催 | 本願寺神戸別院 【 協力:浄土真宗本願寺派総合研究所 】 |
対象 | どなたでもご参加ください |
会費 | 1講座 1,000円 事前申し込みは不要です |