2019/05/16thu
その他
お釈迦さま
お釈迦さまのご遺骨(仏舎利)すなわち、荼毘にふされたご遺骨は、お釈迦さまを敬い慕う各国の人びとによって八つに分骨され、それぞれの国に持ち帰って仏舎利塔が建立されました。そこからまた、さらに分骨されて八万四千の仏舎利塔が建てられたと言われています。それだけ、お釈迦さまのご遺徳を慕い、教えを信じ喜ぶ人びとが多かったということです。
また自ずと、湧き出てくるお釈迦さまへの尊敬の念が、仏舎利塔すなわちお墓を建てしめたのでしょう。
こうしたお墓の原点を考えれば「分骨はいけない」という発想はわいてこないのではないでしょうか。