2019/05/16thu

お墓

お墓とは?

お墓のいろいろ

お墓のいろいろ その①

 最近は、納骨のあり方が多岐にわたっていますので、流行に惑わされずに、自らの信仰と死生観を尊重しながら選んでいただきたく思います。
 主な納骨の形態としては、まず、寺院の境内墓地や市町村の公営墓地、公益法人などが運営する民間墓地などへの納骨があげられます。
 これらは墓所の使用権が代々受け継がれていくことになります。次に、いわゆる納骨堂の中にロッカー式の納骨スペースが設けられているものがあります。

 

 

 これらは墓所の使用権が代々受け継がれていくことになります。次に、いわゆる納骨堂の中にロッカー式の納骨スペースが設けられているものがあります。
 これには上段がお仏壇になっていて、永代にわたって納骨使用するものから、上部にお仏壇はなく、単に納骨スペースを期限付きで使用し、その後は管理者に委ねるものまであるようです。
 また、初めからお寺などが管理・維持して、遺族らに使用権が生じないかたちで納骨する共同墓もあります。
因みに、最近は少子化や親子関係の希薄化、あるいは経済的な要因も大きいのでしょうか、このかたちの納骨が増えてきているようです。

 いずれにしても、心得ておきたいのは、納骨のかたちを最終的に決めるのは、亡き人本人ではなく、亡き人を偲ぶ側の人であるということです。「葬」の意味から言っても、お墓に納骨するのは亡き人を敬い、その遺徳を偲ぶための仏縁作りと思っていただきたいものです。

 

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